鬼に愛された女



+--+--+--+--+--+--+--+

「なんだ。鋼か」


主の部屋からでてすぐに、鋼は白雲に会ってしまった


「……白雲、話がある」

「話?珍しいな、お前が俺に話だなんて」


欄干にもたれ、白雲は鋼をじろじろと見る


鋼も欄干に寄ると、近江は静かに2人から離れて、どこかに行ってしまった


「で、話って?」


「じつは、華鳥家にこの文を届けてほしい」


綺麗に折り畳まれた文を白雲に手渡す


「華鳥?結構遠いな」


「祝言を挙げたことの報告がまだだからな」


鋼の言葉を聞くと、納得いった顔をして、文を懐にしまう