鬼に愛された女



たしかにいい案ですが、気になることが一つありますね


「あの、鋼様。白は心が読める人ですが、大丈夫なのですか?」


「はい。問題ありません。自分の特殊能力は結界術です。普段自分の身に結界を張ってあるので、気づかれることはないでしょう」


「そうですか。なら、大丈夫ですね」


美月が安心していると、神威の声が聞こえてきた

「出来たぞ!鋼、明日にでもこの文を白雲に渡してきてくれ」


「かしこまりました」


鋼は頭を下げて文を受け取った


「頭領、そろそろ姫様を休ませなくては」


鋼の後ろに控えていた近江がそう言ってきた