鬼に愛された女



あまり下手に南に何か言えば、俺が殺されかねないし


「それでだ神威、一部屋借りたいんだけど」


「……あぁ、わかった」


「では、私は行くわ」


床に置いてあった残りの蒸し菓子をすべて取ると、南は部屋を出て行ってしまった


「……美月は、どう思った?祝言のこと」


「いいと、思いましたが?神威様はどう思われたのですか?」


「……いいんじゃないか?」


そう言いながらまた美月を神威の胸の中に引き寄せる


そして、丹念に美月の身体を撫で回す


「あの、神威様?この手は何なのですか?」


「さぁ、なんだろうね。ねぇ、美月。俺達の祝言のことを思い出さない?」


「な、なんてことをおっしゃるのですか!///」

「美月は思い出せないの?じゃ、俺が今思い出させてあげる」