鬼に愛された女



美月はというと、屋敷に美玲を招き、客間で美月おしゃべりをしていた


「結婚したんだって?どうしてすぐに教えなかったのよ」


お茶を持ちながら美玲は美月に近寄る


「ごめんね。すぐに言うつもりだったんだけど……」


「まぁいいわ。このおいしいお茶と餅で許すわ」

餅をつまんでひょいっと持ち上げてみせると、一口口に含む


「でも、羨ましいわね。美男子の多い屋敷に住めるなんて。しかも頭領の妻だし」


「美男子?」


「そうよ。頭領もお美しいけど、白雲様も美形ね」


美玲の言葉に、飲んでいたお茶を吹き出しそうになるのを、美月は必死にこらえた


「んっ。……はぁ。し、死ぬかと思いました」


なんとか飲み込む


あ〜、危なかったわ