鬼に愛された女



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「白雲、今暇か?」


「全然。かなり忙しい」

今神威は、友人の白雲の部屋に来ている


「なんだよ。つれないな」


「……お前のせいで仕事が増えたんだ」


「まぁ、怒るなって。じつは言いたいことがあってだな」


すると、白雲は大きなため息をつくと、面倒くさそうに頬杖をする


「……お前の姉のことか」


「また心を読んだな。ま、話が早くなるからいいけど。それで、南ともっと話とかしてやってくれないか?そばにいるだけでもいいからよ」


顔の前で両手を合わせて、必死にお願いする


何度も白雲をちらりと見て、様子を伺っていると、ぼそりと白雲が呟く