「俺をそこら辺の妖怪と一緒にするなよ。俺は強いぞ?」 「ふんっ。貴様、この小槻京助を知らないのか?」 「知らん。人の子になど興味はない」 「あ、あの」 今まで黙っていた美月が、手を小さく上げて話に入ってきた 「小槻京助って、あの小槻京助ですか?わたくしです」 神威の背から顔だけを出して男を見つめる 男はきりっとした目に、癖のある髪 まちがいない。この人は…… 「わたくしは小槻月子。あなたの従姉妹です」