「これくらいでしょうか」
話し終わり、美月は一息つく
「それで、なぜこの屋敷はなぜ美月のものなのだ?」
「亡くなった母の実家で、母が亡くなればわたくしに譲るとの遺言でしたので」
「そうだったか」
納得したのか、やっと肩から手をどける
「仕事で家にいない父なので、普段はここにわたくしと従兄の2人で住んでいました。退屈な毎日。ずっとそうして生きていくと思ってました。ですが、神威様に出会えて、わたくしはとても幸せです」
「美月……」
照れながら話す美月を可愛く思った神威は、すかさず抱きしめる
「俺も幸せだ」
赤く火照る美月の顔を覗き込み、愛らしい唇に口づけをおくる
それがどんどん激しくなり、ついには美月を押し倒してしまう

