鬼に愛された女





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「ちょっと!あたくしを呼んだのなら頭領を連れてきなさいよ!」


客間で鬼堂美玲は騒いでいた


「あなた様をお呼びしたのは姫様です。それに、頭領はあなた様とはお会いにならないとおっしゃてました」


百鬼家の女房が美玲にそれだけを伝えると、『姫様を呼んできます』とだけ言い、すぐに行ってしまった


あ〜苛々する


これもすべてあの女のせいだわ


怒りを必死になって抑えるが、指をしきりに動かしたりと、態度にでる