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あれはいつの頃だろう
桜が咲いている時期に、気まぐれで京の都に足を運んだ
だが京は陰陽師だらけで俺は当然陰陽師にみつかった
人間なんて興味ないから殺すつもりだったが、やけに多くてあまり対抗できなかった
かなり深手を負い、やっとの思いで逃げ切り、適当に人間の屋敷に忍び込んだ
すっかり日も沈み、宵の刻になった
入った屋敷はそう広くはないが、桜がとても美しい
桜のそばに傷を押さえて座っていると、一人の少女が俺のそばにきた
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