鬼に愛された女



それに気づいた美月は白雲に駆け寄る


「白、大丈夫?」


「……大丈夫だ。……そういえばまだお前の鬼の名を聞いてなかったな。なんて言うんた?」


「わたくしのですか?……わたくしは美月です。美しいに月と書いて美月です」


嬉しそうに微笑む美月をみると、自然に白雲も笑みをこぼした


「美月か。お前によく似合っている」


「ありがとうございます」


「美月」


「なんですか?」