「頭領」

「鋼!探したぞ」

神威は鋼に近寄る


こいつも俺の側近であり友人、この屋敷一物静かな男


茶髪でくせっ毛


俺よりかなり小さく、だいたい成人女性と同じ身長だ


「お呼びと伺いましたが、どうなされました?」

「じつはな、今夜鬼化した者を攫いに行く。だから鬼神院から許可とってこい」


「……はい」


頭を下げると静かに歩いていった


相変わらず静かな奴……