ありえない彼氏

そしてテスト一週間前。


今日からは佳織と斉藤くんも一緒。


「でね、ここは関係代名詞がきて……」


「…すげぇ、解けた!」


翔太同様、英語が苦手らしい斉藤くんは、私のお母さんに勉強を教えてもらっていた。


そしてなんども「すげぇ!」と言いながらお母さんの解説を聞いている。


翔太と佳織は私の目の前で必死になって問題を解いていた。


「あと1分。」


私がそう言うと、二人とも少しずつ焦りだして、「終了ー。」と言うと同時に机に突っ伏した。