そこは二階が教会のチャペル風の式場で、一回がパーティー会場になっている建物だった。二階はステンドグラスを通して入る光で幻想的な雰囲気。一階はわりと気軽な感じのちょっとしゃれたレストランみたいな感じ。
「けど、思ったより小さいスね。入っても二十人くらいじゃないんですか?」
俺はおねえさんにそう訊いてみた。
「ええ。ここは、そういう少人数でのお祝い専用の結婚式場なの。最近はそういう肩のこらないパーティー形式の結婚式も人気があってね」
「はあ、そうなんすか」
小さな建物だからすぐに見終わって、俺たちはおねえさんにお礼を言って門から出ようとした。その時おねえさんはユリアが抱えている紙袋に気づいて、ニコッと笑ってユリアの何か耳打ちした。ユリアは無言でこくりとうなずく。
おねえさんは、いたずらっぽい笑いを顔に浮かべてユリアに言った。
「いいこと?獲物が気を許すのをじっと待って、ここぞというタイミングで素早く仕留めて、後は活かさず殺さず。それが女の人生のコツよ」
ユリアが感心したような動作で大きくうなずくのを見て、俺はたまらずツッコミを入れた。
「ちょっと、おねえさん!未成年の女の子に何を吹き込んでんですか?!それ以前に、おねえさんの職業でその発言は問題ありまくりのような気がするんスけど!」
「けど、思ったより小さいスね。入っても二十人くらいじゃないんですか?」
俺はおねえさんにそう訊いてみた。
「ええ。ここは、そういう少人数でのお祝い専用の結婚式場なの。最近はそういう肩のこらないパーティー形式の結婚式も人気があってね」
「はあ、そうなんすか」
小さな建物だからすぐに見終わって、俺たちはおねえさんにお礼を言って門から出ようとした。その時おねえさんはユリアが抱えている紙袋に気づいて、ニコッと笑ってユリアの何か耳打ちした。ユリアは無言でこくりとうなずく。
おねえさんは、いたずらっぽい笑いを顔に浮かべてユリアに言った。
「いいこと?獲物が気を許すのをじっと待って、ここぞというタイミングで素早く仕留めて、後は活かさず殺さず。それが女の人生のコツよ」
ユリアが感心したような動作で大きくうなずくのを見て、俺はたまらずツッコミを入れた。
「ちょっと、おねえさん!未成年の女の子に何を吹き込んでんですか?!それ以前に、おねえさんの職業でその発言は問題ありまくりのような気がするんスけど!」



