「昨日、デートの帰りに
付き合ってくれって言われたの。」


「マジで・・・?」


伊織はコクリと頷いた。



「だからもう、やさしく
してくれなくていいんだよ?
私はもう大丈夫!!」


やさしくする?

いや、そうじゃないねん!!


「もう罪悪感を感じる必要は
ないんだよ・・・」


違うねん!!


伊織、違うねん!!