フローリングの床を音をもなく歩き.2人に近づく... “チカ”の隣に立つ 目には涙を溜めて――― “チカ”が黙った時を見計らって口を開く 「ひどい...ゥうっ...彼女他にもいたの??騙したの??私のこと...ひっゥゥ」 両手で顔を覆って嗚咽をこらえる 「真木!!ちがっ―――」 「何が違うのよ!?アンタこの子も騙したの!?こんな若い子にっ信じらんない!!!!!」 後は逆上した“チカ”がやってくれる 私は、ただ泣いて退散すればいい