「だっ…だって独り言って…っ」



完全にあたしを馬鹿にしてる。


あたしは、それでもっと不機嫌になった。



「修夜笑うなよ。…つか、こいつ気にしなくていいから。ってか、むしろ無視して?」


「…うん」





でも不機嫌な理由は

もう一つあった。


それは、朝現れた舜と中学が一緒でレディクラで2位になった


【朝倉晴菜】




この人はなんだか…


危ない気がしてしょうがない。



「…朝倉晴菜は気をつけたほうがいいと思うよ?」

「…え?!」





突然修夜が発した言葉にあたしはビックリして

またまた大声を出してしまった。



それとともに

先生の痛ーい視線。



あたしはアイコンタクトで『すいません』と謝っといた。



「…で、今のどーゆう意味?」


「晴菜いいやつだけど、恋のことになるとヤバくなるから」


「ヤバくなる?」


「うん。正気じゃなくなる」




え―…。


それあたしに言うって事は…





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