キミニアイヲ.

どうしようもない、やり場のない後悔と自責の念に押し潰されそうになる。


莉子は携帯を取り出し、震える指でボタンを押した。



5コール目で声が聞こえる。


『莉子?』



少し低くて、色気があって、とても安心するその声。


聞いた途端に、鼻の奥がツンとして一気に涙が溢れてきた。



『……莉子、どうした?』


「……っ…かえ、で…!」


『泣いてるのか…?』



莉子は声を絞り出す。



「…もう…動いてないって……」


『──え?』


「赤ちゃん…もう死んでるって……!!」



ぼろぼろと大粒の涙を零しながら、莉子は力なくうずくまって声にならない声で叫んだ。