翌日の休憩中、莉子は誰にも内緒で近くの薬局に向かった。 少しためらいながら買ったのはもちろん妊娠検査薬。 そしてすぐトイレに駆け込む。 心臓はドキドキと煩くて、検査薬を持つ手が震えた。 目を閉じて深呼吸をする。 目を開けたらもう結果が出てるんだ… 意を決してゆっくり瞼を開く。 結果は 『陽性』 検査薬の正確性はかなり高い。 そこには青い線がくっきりと現れて 新しい命の存在を示していた。 「……どう…しよう……」