キミニアイヲ.

「じゃあ雪音さんもラブホで働く?楓が『清掃員のおばさんが辞めるかも』って言ってましたよ」


「嫌よー清掃員なんて!何であたしが他人の行為の後始末しなきゃいけないのよ」


「ふふ、そう言うと思った」



莉子の提案は半分冗談だった。

しかし、もう半分は…



「雪音さん…いつまであそこで働くの?」


瞬哉とはうまくやっているようだが、彼のためにも雪音自身のためにも、デリヘルは辞めた方がいいと思っていた。



「そーね…。来年あたりには辞めれるかな…」


「…辞めれない事情があるの?」



“何の理由もなくこの仕事をしている女はいない”

雪音がそう言っていたことを思い出して、莉子は尋ねてみた。