キミニアイヲ.

そして肩に腕を回されると、優しく唇が重なる。


「……甘い」


ペロリと唇を舐めて妖艶に笑う楓に、莉子はものすごくドキドキする。



「……あたしは苦い」


照れ隠しでそっぽを向きながら言うと、楓は莉子の顎を指でくいっと自分の方に向かせた。



「これでも?」


「──んッ…!」



今度はねっとりと舌を絡ませて、食べてしまうようなキス。

何度も角度を変えながら、口内を侵されていく。



唇が名残惜しそうに離れると、すっかり力の抜けた莉子はとろんとした瞳で楓を見上げた。



「そんな顔しちゃって…まだ足りない?」


「!!ち、違う!」


「俺は足りないよ」


「──っ!!」