「ヒヨはこの公園で拾ったんだ。あの時は今より小さかった。だからヒヨとヒナってつけた」 「ヒナ……?」 「白い子犬で優理が飼ってる。あんま懐いてくれないって、嘆いてたけど……」 ヒナもヒヨと同じで俺以外の人が抱っこしようとしたら、嫌がる。 「そうだったんだ。……あれ?ヒヨちゃんがいなくなってる!」 「多分、あそこだ」 俺は彩花の手を引いてある場所に向かった。 「ほら、いた」