今は、帰り道
他愛もない話をしながら帰る道
ふと、私はさっきの図書室での出来事を思い出した
私は、隣にいる輝を呼んだ
「ねぇ、ねぇ、輝?」
「んー?」
輝は、前を見ながら返事をした
「輝は、森塚桃子と知り合いなの?クラス違うよね?ってか、あの人…輝に告白されたって言ってたよ?そんでもって、私にキスマーク見せて勝ち誇った顔してたの。輝…浮気してたの?」
「しねぇよ。馬鹿。阿呆。あの女の話を鵜呑みにすんな」
私の質問に、輝が即答した
しかも、軽く暴言吐かれた…
たしかに、馬鹿だけど馬鹿って言わないでよ


