「…理解した?」 「…うん」 そして… なんとなく、気まずい雰囲気… 「帰ろっか」 そんな雰囲気を変えるように、輝が私の頭を撫でて言った 「うんっ」 もちろん、それに笑顔で答える私 やっぱり、隣に輝が居なきゃ私は駄目みたいだ だって、輝が隣にいるだけで私の心は暖かくなって、不安なんて微塵も感じない 輝が私のすべて って言っても過言じゃない気がする 「輝!」 「ん?」 図書室出口に向かう輝を呼び止める そして、振り返った輝に思いっきり抱き付く 「大好きっ!」 っと、言いながら