「…だからぁ…あの時の俺は、葵とエッチなことがしたい状態だったんだよ…わかる?」 私と…エッチなこと… えぇ?! 欲情の意味を知った私は、顔から火が出そうなくらい赤くなった 「…だから、触るなって言ったんだ…あの時、あの状態の俺は無理にでも葵を抱いちゃいそうだったから…だから、帰れとも言ったんだ。俺が暴走する前に、逃げて欲しくて」 全てを聞いて、私は納得した 嫌われた訳じゃなく、私のために輝は拒絶したんだね 真実を知って、本当に安心した