胸は揉んでも大きくならないよ…


「諦めろってば。何回言わせるんだよ…」

「なんでよ!あの子より、私の方が頭もいいし、スタイルだって負けてない!」


私を指差しながら、森塚桃子が叫んだ

たしかに、私は馬鹿だし
スタイルも良くない
胸無いし…

胸…無いし…
自分で思って改めて自分の体にガッカリした


「馬鹿がなんだ?スタイルがなんだ?俺は、そんな基準で人を好きになったりしない」

「っ…!」


そう森塚桃子に言い捨てて、私の方に歩いてくる輝


「輝…」

「大丈夫か?」


さっき森塚桃子に向けた瞳とは違う、いつもの輝の瞳

思わず止まってた涙が流れる