音さえ立てずにオムライスの皿を遥の前に置き。
「ごゆっくりどうぞ」
立ち去ろうとしたアリスカを。
「待て」
遥は呼び止める。
「ケチャップでオムライスに俺の名前でも書いてもらおうか。そうだな…『お疲れ様です皇帝陛下』とでも」
なんか微妙にキャラが違う。
若干俺様気取りな遥。
「くっ…!」
相当頭に来るが、今のアリスカはメイドだ。
ここは耐え忍ぶしかない。
ケチャップの容器を手にして、出来立てのオムライスに文字を書く。
「お疲れ…様…です…皇帝…」
『陛』の字が難しい。
思わずケチャップの容器を持つ手に力が入ってしまう。
その拍子に。
「ごゆっくりどうぞ」
立ち去ろうとしたアリスカを。
「待て」
遥は呼び止める。
「ケチャップでオムライスに俺の名前でも書いてもらおうか。そうだな…『お疲れ様です皇帝陛下』とでも」
なんか微妙にキャラが違う。
若干俺様気取りな遥。
「くっ…!」
相当頭に来るが、今のアリスカはメイドだ。
ここは耐え忍ぶしかない。
ケチャップの容器を手にして、出来立てのオムライスに文字を書く。
「お疲れ…様…です…皇帝…」
『陛』の字が難しい。
思わずケチャップの容器を持つ手に力が入ってしまう。
その拍子に。


