「サキ、お前さ、こんな時間に男を部屋に上げるってどういう事かわかってる?」

「うん…」

「俺じゃなかったらヤられちゃうよ?」



説教しないで。
アタシは分かってる。



「春輝はヤんないの?」

「お前ねぇ…」



気づくとアタシは春輝にキスしてた。



「春輝は真面目だね…」

「何してんの?」



どうしよう。
アタシの気持ち、止まんない…



「エッチしよ?」



春輝は何も言わない。



「お前見てるとムカつくんだよ。いつも冷めた目しやがって。」

「えっ?」



春輝だけど春輝じゃない…



怖い…



「何が気にいらねぇ?何で笑わねぇんだよ…。」



悲しそう…。



「ごめん…。」

「お前見てると壊したくなる。いつもの作り笑い。」

「春輝?」