私は廊下を歩きながら、咲彩の家に何を持っていこうか考えてた。


それより、真白の乱入ですっごい遅れちゃった。


咲彩、絶対待ってるよな…。


部屋に着くと、いつも私が咲彩の家に持っていくときに使っているバッグと肩にかけた。


咲彩の家に行く回数が多いからもうすでにバッグは準備してあるんだ。



…ほんとに、ウィッグとか外すんだろうか。


「…まぁ、真白の指示だししょうがないか…」



そんなことを思いながら変装を解き、道具はドレッサーの上に乗せる。


ウィッグをとると中からは金色の髪の毛が出て来る。




よし…これでいいや。早く咲彩の家に行こう。



そして、私は家を出た。