最初はあさみが事故に遭って意識がないことにただ呆然としてしまい、どうしていいかわからず悲しむばかりだったが、希望を持つことにした。 俺がなるべくあさみの世話をしよう。 俺がいつもあさみの手を握れば、あさみは目を覚ますかもしれない。 俺の体温、肌を感じて、戻って来るかもしれない。