「透?」

キスをされました。

「ぅ…ん…と…お…る」

私の口から
漏れる甘い声。

抵抗しようとは
思いませんでした。

「龍也…悪い」

いきなりキスされて
驚きましたが
おのずと嫌では
ありませんでした。

しかし、流石に
苦しくなって来たので。
私はの透の
制服の袖を
力を込めて握りました。

やっと、
唇を離してくれました。

「何で、キス…
したんですか?」

解っていますが
いきなりした
仕返しに訊いてみました。

「龍也が好きだから……」

予想通りですね。

「そぉですか……
嬉しいです//////」

私も鈍かったんですね。

「透、好きです」

キスされて気付くだなんて……

「龍也、
どぉしたんだよ?
今日少し変だぞ?」

素直な私は変ですかね?

「そんな事
ありませんよ」

多分ですが……

「ただ、
自覚しただけです
私も、透が好き何だと」

本当に好きな人とする
キスは気持ちいいんですね。

「岩滝先生に
された時は
ただ気持ち悪かった
だけでしたから」

人生最大級の
最悪な事実です。

「あいつにキス
されたのか!!??」

透が目を見開いてます。

「教官室に
呼ばれた時に……」

「岩滝の奴(怒)」

私のために怒って
くれるんですね……

「過ぎた事ですし
透にキスして貰えたので
もぉ大丈夫ですから
怒って下さって
ありがとうございます」