「じゃあ、優里の番」 「名前は、織原優里です。 中学の時はバスケ部でした。高校は帰宅部予定。彼氏はいません。誕生日は7月7日。まぁ、よろしくお願いします」 「バスケ部なの?へぇー、意外だな」 「えー、意外?」 一応、バスケ部のキャプテンだったんだけど・・・ 「マネージャーって感じ」 わたしが、マネージャー? 「無理無理、ありえない」 「そうか?なんか、世話好きそう」 「真逆だよ。穂香に世話されっぱなしだし」 「穂香?」 「うん。親友。・・・確か、同じクラスだけど」