「冗談なんかじゃない。この際、公にしてしまうんだ。無理な言い訳は、ファンの子に申し訳ないだろ?」 「まぁ…そうだけど」 「だから、みんなの前で結婚するっていうのは…どうかな。佑月も顔バレするけど…一度は有名になったんだから、大丈夫だよな?」 「わ、私は…碧空さん、どうするんですか…?」 俺を見る佑月。 こうなったら… 俺は、決めたぞ。 _