「良いだろ?」 妖艶な笑みが視界に入った直後、 あの甘い痺れが全身を駆け巡った。 ――――― それから。 少しだけ教室を巡って また自分達の教室へ戻った。 ....いつもより速い鼓動。 少し火照ったように熱を持った頬。 .....少し、胸のどこかがモヤモヤするような変な気分になるようなそんな感覚。 それらの正体を知るのは 多分....もう少し。