アホって... 「イクトには関係ないよ。」 思わず反発してしまう。 「お前が心配だから声かけたんだろ。」 「さすがに迷子にはならないもん。」 心配、という言葉にムッとしてしまう。 「そう言う意味じゃなくて。 ほら、一緒に行くぞ。」 イクトは自分を囲っている群れから 抜けて私の手を引き 朝みたいに強引にどこかへ連れて行った。