「なぁ、俺ん家寄っていかねぇ??」 ゲーセンを出て、しばらく歩いていると、ふいに蓮先輩が言った。 まぁ、落書きは…ね? キスプリになんて書いたらいいかわからないもん。 「えー、いいですよ?」 「良かった!家、すっげぇ散らかってるけど…」 「想像できますッ!」 「どーゆー意味だよッ!」 そのまま、たわいのない会話をしていると、蓮先輩の家についた。 家に近づくほど、蓮先輩、笑顔になってない? 気のせい…?