「亜希、いたんだぁ~」
「気づかなかった!存在薄すぎでしょっ」
「何で、あんなコトしたの…?」
2人の会話を無視して、言った。
「亜希…アンタ、私達を裏切ったよね?」
「……私達?」
“達”って?
「裏切ったかどうかって聞いてんだよっ!!」
パアァァンッ
恵が私の頬を力一杯叩いた。
「もういいわ。アンタが悪いんだから…」
恵が私の髪を掴んだ。
「痛ッ…」
「アンタは今日から私のオモチャ。地獄を味わうといいわ」
「あぁ~!でも、もし亜希が誰かにチクろうって言うなら、今日の写真、バラまくよ~?」
早苗が写真を見せながら言った。
「…やっ、やめて!」
「じゃあ、決まりね」