「れいた、

ママから大事な話あるの」




この間来た喫茶店で、

キユが話を切り出した。



「ちょっと難しいけど、

聞ける?」


その声は、立派な母親で。




「うん」



何も知らないれいたは、

カラカラとオレンジジュースの

コップを揺らして答えた。








ふとキユと目が合って、

ゆっくり頷いた。