鳥籠の中の少女

「この子は葉連紀 沙良【ハツラキ サラ】」



愛璃は沙良ちゃんと呼ばれた、さっきのさらと言ってた子の隣に立って紹介する。



「よろしくね」



ふわっと微笑んだ沙良ちゃんは、本当に綺麗。



「で、この子が桜木 花音【サクラギ カノン】」



今度は、可愛い系美少女の隣に立って、紹介する。



「花音だよぉ。名前覚えて貰えて無かったって悲しいなぁ。今度は覚えてね!」



此方も此方で、元気いっぱいに笑顔で話す花音ちゃんは可愛い。



2人は対照的。



愛璃が真ん中って感じ。



花音ちゃんは、ぶりっ子の子が話すような話し方だけど、それが様になってる。



それに、何より、男子受けしようと狙ってるんじゃなくて、根からなのだろうと思うような、自然な感じ。



2人共、昔の私......否、まだ、3年前か。



でも、私にとっては3年は長かったけども。



兎に角、2人は私が嫌いなタイプじゃない。



それより、3年前の事がなかったら、こんな感じの子と吊るんでそう。



沙良ちゃんは、綺麗だからっていじめられそうだから、守ってあげたいって思うだろう。



性格的にもそう言うタイプだし。