鳥籠の中の少女

意地悪く笑う愛璃に無表情で答える。



と言うか、怒ると言う事が出来ない。



やっぱり、"怒る"と言う感情表現も忘れたらしい。



「まあまあ、そんな事言わないで。紹介したい友達がいるの。来て!」



愛璃は半ば強制的に連れて行く。



何か面倒な事になりそうって思うのは、間違いじゃない?



愛璃は目的の場所に着いて、止まる。



其処にいたのは2人の女の子。



名前なんて言うんだろう?



関係無いと思ってたから、クラスメイトの名前すら覚えてない。



「緋結、連れてきたよ!」



笑顔で言う、愛璃。その言葉を聞いて、2人は驚いてる。



「本当に友達だったんだ」



「ひゆりん可愛い!」



ひゆりんって、友達でも無い人をいきなり、あだ名呼びだよ。



もう1人はまともそうだけど。