鳥籠の中の少女

「嗚呼、そう言えばね」



私は興味が無いのでスルー。



「嗚呼、そう言えばね、じゃないよ!あいつら、本当に鬼なんだから!ああ、もう終わり。2時間目始まってるー」



愛璃の嘆き声が聞こえるがスルー。



「ちょっと、無視しないでよ!」



って言われてもスルー。



漸く着いて、教室の後ろのドアをゆっくり開けた。



「おい!銀木!泉!お前達何で授業に遅れた!?」



国語の鬼先生、カンカンにお怒りの様だ。



「すみません。頭がボーっとして、保健室行ってました」



私は平然と答える。



「泉は!?」



泉こと愛璃は大慌て。



其処へ、私がフォローを入れる。



「泉さんは私に付き添ってくれたんです。保健室の先生がいなかったので仕方なく、付き添ってくれてたんです。怒らないであげて下さい」



「おおー!そう言えば、今日は保健の先生お休みだったな。忘れていた。もういいのか?銀木。気分は悪くないのか?」