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「あれから、結乃とは仲良くなったよね。千里の事もあったから、先生の事信じられなかったんでしょ?」
愛璃が微笑みながら聞いてくる。
「そうよ。でも、校長先生みたいな人もいるんだって見直した。虐める人達は勿論悪い。だけど、見て見ぬフリする者も同罪」
「緋結のそう言う所が好き。弱い者の味方の緋結が。あの後、瑛梨にも会った。瑛梨も闇を持ってた。瑛梨の両親が離婚した時、瑛梨は何も言ってなかったのに、異変に気付いた」
「瑛梨はいつも笑ってる子だった。心から。だけど、瑛梨の両親が離婚してからは瞳だけ、悲しそうな瞳をしてた。だから、相談に乗っただけよ」
「そんな事無いよ。瑛梨にとっては物凄く嬉しかったんだよ。瑛梨はこんな良い友達持ってて幸せだって。緋結にとっては当然の事でもみんなにとっては大きいんだよ」
みんなにとって、私はそんなに大きい存在だったんだ。
良かった...............
みんなに見捨てられてなかったのね。
「だから、中学校卒業する時に約束したんだよ。千里は心臓が悪くて中1で引っ越したから知らないけど、あたしと結乃と瑛梨で」
「何を?」
あたしは不思議に思って、首を傾げる。
「結乃と瑛梨は違う高校に行ったから、2人は出来ないからって頼まれたの」
「だから何を?」
勿体ぶる、愛璃にイライラが溜まる。
でも、そんなの吹き飛んだ。
それは、今まで、涙を堪えてた愛璃が泣いたから。
そして、口を開いた。
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「あれから、結乃とは仲良くなったよね。千里の事もあったから、先生の事信じられなかったんでしょ?」
愛璃が微笑みながら聞いてくる。
「そうよ。でも、校長先生みたいな人もいるんだって見直した。虐める人達は勿論悪い。だけど、見て見ぬフリする者も同罪」
「緋結のそう言う所が好き。弱い者の味方の緋結が。あの後、瑛梨にも会った。瑛梨も闇を持ってた。瑛梨の両親が離婚した時、瑛梨は何も言ってなかったのに、異変に気付いた」
「瑛梨はいつも笑ってる子だった。心から。だけど、瑛梨の両親が離婚してからは瞳だけ、悲しそうな瞳をしてた。だから、相談に乗っただけよ」
「そんな事無いよ。瑛梨にとっては物凄く嬉しかったんだよ。瑛梨はこんな良い友達持ってて幸せだって。緋結にとっては当然の事でもみんなにとっては大きいんだよ」
みんなにとって、私はそんなに大きい存在だったんだ。
良かった...............
みんなに見捨てられてなかったのね。
「だから、中学校卒業する時に約束したんだよ。千里は心臓が悪くて中1で引っ越したから知らないけど、あたしと結乃と瑛梨で」
「何を?」
あたしは不思議に思って、首を傾げる。
「結乃と瑛梨は違う高校に行ったから、2人は出来ないからって頼まれたの」
「だから何を?」
勿体ぶる、愛璃にイライラが溜まる。
でも、そんなの吹き飛んだ。
それは、今まで、涙を堪えてた愛璃が泣いたから。
そして、口を開いた。


