鳥籠の中の少女

その後、ブラブラと歩きまわり、色々な店を回った。



そして、今は、あたしが買いたい服を買うためにあたしが愛用してるブランドの店にいた。



「あっ!これ可愛い」



「お前なー、さっきから可愛いばっかりじゃねえか」



「しょうがないでしょ。可愛いんだから」



呆れ気味の唯人にぷぅと頬を膨らませ、怒る。



「はいはい、分かったよ。それより、この後、何処か、喫茶店にでも寄らね?」



「あ!それいいわね。待ち合わせだった太陽の広場にアイスクリーム売ってるワゴンあったでしょ?其処のアイスおいしいのよ」



「マジ?アイスなら食いたいな」



「でしょ?じゃ、私、これ買ってくるから、先に太陽の広場に行ってて」



「おう!分かった」



其処から、私達は別行動。



私はレジに向かって、唯人は太陽の広場へ向かった。



笑顔で別れて、後で太陽の広場で会う事を約束する。



だが、この行動がまさか、あの惨劇になるなんて、今の私達に知る由もない。



太陽の広場という、活気あふれる輝く場所から、一気に変わる様を。



輝く場所は、一変。










紅い鮮血の海と化する事を。