「じゃ、愛璃で」
2人が立ち止まって、長話しそうだったから、私は止めに入った。
「愛璃、潤樹、話すの良いけど、歩かないと、どれだけ余裕あっても集合時間に間に合わないから」
「「はーい」」
2人は揃って、気の抜けた返事をして、歩きだした。
「ねえ、潤樹って、最近、神賀と仲いいよね」
愛璃が不思議そうに尋ねる。
私は理由分かるけど。
どうせ、神賀が潤樹に愛璃が好きだから協力してとか何とか言ったんだろうし。
そんなどうでもいい事に私も巻き込まれたけど。
「あ、うん。楼大が話しかけてきて、それから仲良くなったんだよ」
「へぇー。でも、神賀なら潤樹と仲良くならなくても周りに友達いるのにね」
「ははっ、そうだよね。でも、俺に対して失礼じゃない?」
潤樹は苦笑する。
「あ、ごめん。そう言う意味じゃなかったんだけど、神賀って不思議だなーって」
「だね。俺も不思議」
「やっぱ、そうだよね!緋結も不思議に思わない?」
「私、理由知ってるし」
私が素直に答えると、潤樹は一瞬、顔を歪めた。
2人が立ち止まって、長話しそうだったから、私は止めに入った。
「愛璃、潤樹、話すの良いけど、歩かないと、どれだけ余裕あっても集合時間に間に合わないから」
「「はーい」」
2人は揃って、気の抜けた返事をして、歩きだした。
「ねえ、潤樹って、最近、神賀と仲いいよね」
愛璃が不思議そうに尋ねる。
私は理由分かるけど。
どうせ、神賀が潤樹に愛璃が好きだから協力してとか何とか言ったんだろうし。
そんなどうでもいい事に私も巻き込まれたけど。
「あ、うん。楼大が話しかけてきて、それから仲良くなったんだよ」
「へぇー。でも、神賀なら潤樹と仲良くならなくても周りに友達いるのにね」
「ははっ、そうだよね。でも、俺に対して失礼じゃない?」
潤樹は苦笑する。
「あ、ごめん。そう言う意味じゃなかったんだけど、神賀って不思議だなーって」
「だね。俺も不思議」
「やっぱ、そうだよね!緋結も不思議に思わない?」
「私、理由知ってるし」
私が素直に答えると、潤樹は一瞬、顔を歪めた。


