鳥籠の中の少女

「話って何?」



泉は不思議そうに聞く。



「今度の日曜日にアウトレットパーク行かない?」



アウトレットパークと言う言葉にビクッとする泉。



「ちょっと、いい?」



そして、俺と緋結を強引に引っ張って、楼大から離す。



泉は楼大には聞こえない位の小さな声で俺を怒った。



「樋渡、あんた何考えてるの?アウトレットパークって、話知ってる人が言う言葉じゃないよね」



「俺は敢えて其処をい選んだんだよ」



でも、俺は涼しい顔で答える。



「敢えてってどういうつもり?」



其処で、緋結が口を開いた。



「私が立ち直れるように。それと、愛璃もまだ、引きずってるから」



流石、緋結。



俺の考えを分かってOKしたんだね。



「なっ........」



愛梨は黙り込んでしまった。



緋結は尚も続ける。



「私も何とかしたい。このままじゃ、まだ、引きずると思うから」