鳥籠の中の少女

その後、先生が来て、授業が始まった。



授業の時間はどんより暗い雰囲気。



クラスの人達が花音ちゃんの話で泣いていたから、先生は驚いていた。



その中でも1番泣いて、私に抱きつきながら話していた花音ちゃんは『どうかしたのか?』と。



でも、『何でもないです』と、泣き腫らした顔で言った花音ちゃんの顔にはもう笑顔があった。



花音ちゃんは強い。



あたしは弱いから.......



それを理由に前を向かない私は愚か者だ。



私はこんなにも周りの人に恵まれてるのに。



愚か者だと分かってて、弱いと分かってて、それでも前に進めない。



頭で分かってても、心はついていけなくて、身体はそんな心に味方して.......



結局、前に進めない。



それもこれもある理由があるからだ。



私を"ある事"が苦しめる。



一生言えないんじゃないかって、そう思う。



こんなに良い人達にも言えないなんて、私は相当弱虫だ。



言える勇気があれば.........



言える強さがあれば.........