「りょ、涼…?」 小さな声で、名前を呼ぶと。 「黙ってて」 そう優しい声で言われて、あたしは素直に黙ってしまう。 なんか…いつもの涼と違う気がする…。 「……」 涼が、かけていたメガネを外した。 「っ!!」 整った顔が、更にあたしに近付く。 あたしはなぜか、静かに目を閉じた。 「……?」 何も変化が起こらない。 不思議に思って、ゆっくりと目を開けると。 必死に笑いをこらえてる涼がいた。