着いた先は、空き教室。 涼に引っ張られて、中に入った。 と同時に、あたしは間に挟まれてしまった。 …涼と、扉の、間。 目の前には、涼の顔。 涼の吐息があたしにかかって、心臓が大きく跳ねた。 …危険すぎる。 この状態のままだと、あたし倒れる…!! でも、逃げる道はない。 涼の手が、あたしの腕をがっちりと掴んでるから。 ドキドキが、バクバクに変わる。 ど、どうしよ…。