君といると…



「ふぅ~…もういいかな?」


「そこの隅にあるダンボールはなんだ?」


「あっ、ホントだ!」


気付かなかった…一番上の隅っこに紙の束がぽつんと置いてあった。



「ちょっと見てみよう!」


そう言って私は紙に向かって精一杯手を伸ばす。



後、10センチ…



もう一つの棚があるからこれ以上ハシゴは動かせないしこのハシゴじゃ小さい。



あとちょっと…



「危ないから無理すんなよ」