「えっ・・?何?」


「メアド教えてよ」



あっ、すっかり忘れてた!



「その顔、忘れてたでしょ?」


なんて高宮は無邪気に笑った。




「わっ、忘れてないよ!じゃあ赤外線で交換しようよ!」



「Ok、じゃ俺の送るわ」



そう言って携帯の赤外線ポートを合わせた。