〈莉愛side〉 高宮がまた女子に呼び出されていた。 本当モテるんだなぁ…! 私とは大違いだ…。 今は昼休み。私は美桜とガールズtalkというやつをしていた。 「リ………ア…リア?聞いてる?」 くだらない考え事をしていた私はハッと我にかえる。 「えっ?うん、聞いてるよ?!」 「それでねーーー…」 ガラっ…! ちょうど美桜が話し始めた時、高宮が帰ってきた。